大型一種免許 取得レポ

「大型取ったよ」とか言ったら大型二輪を取ったように聞こえますが違います。


トラックとかの方です。

入校と適性
ペーパーテストと視力検査
深視力(最初聞いた時、新視力かと)は遠近感を確認するために行うそうで。
誤差20mm以内でOK。6mmでパス。
一定間隔で目標が行ったり来たりしてるのでタイミングゲーみたいなことになってる検査。
検査のやり方として大丈夫なのかこれは・・・。

第一段階
1限目
2車線の左側を通る時は、左側に寄せ過ぎない。
まがる時は後輪が角に来た時にハンドルを切る
ハンドル切る時は、最初はクロス、必要なら送りで継ぎ足し
両端の白線踏んだら検定終わるから気をつけてね
大型二輪とか中型二輪取るくらいなら牽引取りなよ
などなど指導が入る

シフトチェンジは軽トラによく乗ってるから可もなく不可もなく
4速でアクセル踏まなくてもエンストしないのには驚いた。
大型のブレーキ強いねぇ。
コースの内回り、外回りをやって車庫入れして終わり。
道路って結構狭いんだなぁと。
短い直線でシフト上げてたら、別に上げなくてもいいって。

2限目
練習用コースを走る

坂道発進・・・は特に問題なし。
まだ聞き慣れてないのか、どうもエンジン音で判断しにくいのでタコメータだより。
クラッチが繋がってくると目に見えて回転数が落ちるのでサイド外して発進。

S字・・・狭いね。
遠巻きにコースを見ててこれは余裕だろと思ったらかなりギリギリに作ってあった。
丸型のサイドアンダーミラーで見ながら前輪が縁石を沿うような感じと、ミラー接触と脱輪を気をつければ回れるみたい。

隘路
2本の線の間に大型トラックを収める
これがまた狭いのなんのって、2本の線の間は大型トラックよりほんの少し広いくらい。(A4が2枚分くらい?)
しかも直前に右左折のどっちかで進入するから回るタイミングを外すとリカバリしづらい。
停車位置進入時に指導員が曲がるタイミングを最初に言うので、左折進入時は助手席のドアのパーツと中央線、右折進入時は運転席のドアパーツと中央線で曲がるタイミングの目標を定めておくと楽。

路上停車
脱輪ギリギリに寄せて停車。
これはS字と同じく縁石に沿って寄せればすぐできる。
ただ出ていく時にハンドル切り過ぎると、ケツが思いっきり路肩のポールに当たる。

曲がった後にクセですぐハンドルを戻すけど、ハンドルを切ったまま少し我慢してからもとに戻す。

3限目
問題なし

4限目
2週間ぶりの教習
いつもは2号車だけど今日は1号車
クラッチを繋ぐ時にかなり足を上げないと繋がらないじゃじゃ馬。
外周3週した後、検定コースを走る
久しぶりなのか、かなりギクシャク。
検定の時は1号車でやりたくないなぁと。

5限目
検定コースをひた走る。今回は2号車。
よく乗ってる軽トラとクラッチの感覚が同じなのでやりやすい。
ここまで来ると何となくコースを覚えてくる。
左折がやたら早くなるので気持ち遅めに行う
場内は残り3時間(乗車2時間、シミュレータ1時間)
ミスった時に確認しなかったりとかしなければ検定行けそうな感じ。

6限目
検定コースぐるぐる。

7限目
シミュレータ
信号が赤に変わった瞬間にブレーキを踏む刹那の見切りゲー
後は事故シミュレーションがあるのでとにかく回避しまくる。
時間がかなり余ったので、大型とか牽引の小話を聞いて終わり。

8限目
総復習
特に指摘される点も無く終了

修了検定
コース2はやらないって言ったじゃないですかヤダー
いままでずっとコース1で練習を重ねてきましたが、当日は全く頭に入ってないコース2でした。
ちょっと早めに来ていたので短い時間で頭に叩き込む。
本日、大型の修了検定は3人居ました。
トップバッターじゃありませんようにという祈りも無駄に終わり、結局トップでした。

実際に修了検定が始まると指導員がコースを言ってくれるので頭に叩き込むまでは必要なかったです。
今までやったことをそのまま行えばよかったので程なくして終了。

1時間くらい待って合否発表。
本日受けた3人とも合格でした。

合格してほっとしたのもつかの間
帰ろうとしたらメットホルダーの中に原付の鍵を閉じ込め。やっちゃったZE
5000円無駄な出費。厄い。そして同じ日、更に厄い事になった。

第二段階
9限目
3週間ぶりの教習。
そういや仮免持ちになったっけか。そのくらい前回が遠い記憶。
第2段階初っ端だから教習所内で何かやるのか?と思ったら速攻で路上へ。

流石に狭い所は通らず幹線道路をぐるっと一周。
交差点の3車線を右折しようと右に寄った時、中央のゼブラゾーンをおもいっきり踏みつけて注意を受ける。

指導員曰く発進の際に半クラで無駄にエンジンをふかしてるらしい。
軽トラでの悪い癖がココに来て再発。
2速平地発進時のアクセルはクラッチを繋ぐ一番最後で良いとの事。
クラッチ離し→半クラ→半クラ状態で少し我慢→クラッチ全繋ぎかけと同時にアクセルON
上記のような感じ。

10限目
9限目と同じコースをもう一度。久々の夜間タイム。
ミキサー車に煽られる。
7速で排気ブレーキを使ってみたけどかなりまろやか。

11限目
広い道路+狭い住宅街をうろうろ。危険な夜間タイム。
住宅街の交差点がやたら難しい。曲がる先で停止線を超えて止まってる車があるとアウト。

大型で路上に出てから路肩にあるものがとにかく気になるようになった。
原付、自転車、路駐、歩行者、街路樹などなど。
途中、広い歩道があるにも関わらず路肩をスマホ?見ながら女性が歩いてたけど何を考えてるんだアレは。
しっかり周りを見てないとああいうのを轢いてしまうんだろうなぁ。

12限目
雨。
住宅街をウロウロ。
道路右側の細い路地から車がこちらへ向かって来てるけど、止まらず出てきそうな雰囲気だったのでブレーキに足を置く。
案の定教習車の前に飛び出てきたため急ブレーキ。雨で路面が濡れてるせいかズルズルっとタイヤを引きずりながら停車。
アクセル開けてたら地元新聞行きだったかもしれない。

13限目
雨あがりかけ。
普段の乗り方の復習なので、あまり目新しい事は無し。
強いて言えば車体が長い事が違う点ですが、慣れてきました。
慣れてきた時が危ない・・・か?
休憩時間中に修了検定が一緒だった人から話を聞いてみたら、方向転換が半端無く難しいらしい。
方向転換自体は教習スケジュールのだいぶ後半らしいのでガクブルしながらその日を待ちます。

14限目
路面ウェット。
順調に教習コースを回っていると・・・

ガサガサガサッガシャ!

いつもスレスレだった街路樹へついにミラータッチ。
検定だとアウトでございます。
というか練習コースに半端無く街路樹が植えてあるのは嫌がらせの類か。
これからの季節イルミネーションが付くので特に注意した方が良いとのこと。
あと、路肩駐車を避ける際は中央線を越えようが越えまいがウィンカーは出す必要があるとも。
改めて教習を受けると普段結構アバウトに運転してるなぁと。

15限目
市街地ぐるぐる

16限目
市街地ぐるぐる
特に代わり映えせず。

17限目
そういえばS字やったけどクランクやってないなーと思いつつ市街地ぐるぐる。
大型は無いのか?

18限目
縦列駐車(バック)、方向転換(バック)
難しいの一言。
バック関連は2時間か3時間くらいみっちり時間とった方がいいんじゃないかと思いつつ。

19限目
バイパスを使って遠出。
普段仕事でも走る所なので道の心配(片側通行、工事区間、進路変更などなど)はありませんでした。
ここしばらく市街地の狭い道路だったからバイパスの広い道路で気が楽。

20限目
みきわめ。
めちゃくちゃ怒られる。
普段より判定が厳しくかなり事細かく注意を受けたが、恐らくこれが最後だからだろうと思われる。
週1間隔で来てるから徐々に敵(街路樹)が成長しやがる。

卒業検定
大型は、私を含めて2人が卒業検定でした。
夏休み組の大半が卒業済なので、人数が少なくなってる模様。

トップバッターは相変わらず私。なんでだ。
検定コースは市街地コース+場内(バック縦列、左バック方向転換、右バック方向転換の3つの内どれか)ですが、バックの方向転換だけは出るなと前日までお祈りをしていましたが、それも虚しく左バック方向転換でした。
方向転換については、リアタイヤが直接見れない左バックの方が難しいと思います。
検定では最も難しい方が出てしまいましたが、まぁなんとかなるだろうと構えつつ検定スタート
いつも以上にキビキビと確認を行い、市街地コースでの検定終了後、問題の場内での検定。
据え切りにならないように気をつけながらハンドルを少しずつ切って無事一発で収まる。
安心したのか2回目の左バックで進入時1回切り返し、脱出時1回切り返しとグダグダ。
幸いなことに2回目のバックは、所定の位置にバックで入れた際に壁と車体後方の距離しか採点しないのでグダグダは無かったことになってます。

最後の指導員からのコメントで、これからも頑張ってね云々のコメントを貰ったので合格を確信。
そして合否発表にて合格に番号があるのを確認。

卒業後の申請手続きの説明を受けて一旦終了。
卒業証については当日の夕方頃に出来上がるとのこと。
もちろん当日に取りに行きました。

免許交付
そして2週間後、卒業の時に貰った書類一式を持って免許センターへ。
平日にしか免許の書き換えができなかったので休みを取って行きました。

学科と技能は免除なので、免許センターでやることは適性検査のみ。
適性検査は手足の自由、聞き取り、視力検査、深視力検査の4つがあるのですが、この中で一番厄介なのが深視力。
入校と仮免の時にもやったのですが、これがまた距離感の分かりづらい事分かりづらい事。
対策として左目を機械にくっつけて右目をちょっと浮かせて検査に臨んだ所、1回で検査をパスできました。
他の対策としては動いてない2本の棒のどちらかを見てると良いらしいとも。

検査の後に写真撮影を行い、晴れて免許証配布で終了。
受付~免許証配布までは約1時間で終わりました。

週1の教習と、地獄の尿路結石と腸炎のお陰で4ヶ月もかかってしまった。
取得にかかった費用は約24万ですが、教育給付の申請をしたので最終的には約20万くらいになりました。


めでたしめでたし。

今年は大型一種取得の他にも危険物取扱者乙4の取得と2級小型船舶操縦士の再交付を行ったのですがレポはまた別の機会に。
とか書いたらレポらないフラグ。

陸・海が(とりあえず)揃ったので次は

空のが欲しい
けど、時間も費用も比較にならないくらい敷居が高いので流石に取れないか。
夢はありますけどねぇ。

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